2023/03/24 掲載記事

弓道通して『人格形成』

県立本庄高校　弓道部

静粛な射場で狙いを定めて弓を引き絞る。男子18人・女子19人の部員たちは、『人格形成』を掲げて精進し、心技体を鍛えている。

高校で初めて弓を手にする部員ばかりだが、上級生が下級生を手厚く教え、部員が一丸となって技に磨きをかける。

指導する坂本広征教諭は、「弓道は、メンタルスポーツといわれるほど精神の強さも重要となります。部活から礼儀・作法を身につけ、高い人間性を培ってほしい」と期待する。

秋の新人戦は、女子団体の部で県大会を制し、東日本大会へ出場を果たした。昨年度は、先輩がインターハイ、全国選抜の切符をつかむなど活躍した。さらなる大舞台に意欲を高めている。

男子・濱田志成部長は、「先輩たちのような活躍ができるよう力を合わせて弱点を克服していきたい」。女子・關口彩乃部長は、「人格形成という指針を大事にし、基本の所作や気づかいなどを身に付けられるよう弓道と向き合っていきたい」と意欲を語った。