2023/07/14 掲載記事

県大会突破で関東大会へ 稽古に励む

東松山市立南中学校　剣道部

「ドシンッ」「バチッ」道場に気合の入った音が響く。素振りや打ち込みなど、徹底した反復練習で、基礎を体に染み込ませていく。顧問を務める三浦達也教諭は「上のカテゴリーに行っても通用するような、形や品格を身に付けさせたい。一緒に稽古をすることで、子どもたちと向き合い、力を最大限に引き出してあげたい」と語る。同じく鈴木誠教諭も「みんな精いっぱいの力を出して稽古をしています。今やっていることを基盤にし、困難に打ち勝っていけるようになってほしい」と子どもたちを支える。

７月29日(土)から始まる県大会では、団体は男女ともに、個人では男子３人、女子１人が出場する。県大会を突破し、目標である関東大会出場を果たすために、部内は活気付く。男子部長の田中勇輝君(３年)は「練習の質を高めていきたい」とひたむきな姿勢で部員を引っ張る。女子部長の伊藤樹香さん（同）は「悔いの残らないように」と大会へ向け、部員一丸となって日々の鍛錬を積み重ねていく。