2023/08/11 掲載記事

可能性を信じ 大きく飛躍

深谷市立川本中学校　陸上競技部

目標とする記録に向かい、自ら課題を見つけて練習に励んでいる。3年生16人、2年生17人、1年生9人は、陸上競技を通してグラウンドで心と体を磨いている。

県中学校体育連盟陸上競技専門部の強化委員長・田端和輝教諭の熱心な指導もあり、今夏の学校総合体育大会では、短・中・長距離、ハードル、走り高跳び、四種競技と12人が県大会に出場するなど飛躍した。

田端教諭は、「生徒たちは、驚くような可能性を秘めていて、『自分にはできない』という心のブレーキを取り払うだけで大きく成長します」と語る。部員たちは、時を守り・場を清め・礼を正す「時場礼」を徹底し、誰からも応援される人を目指して部活動に臨む。

女子部長の圖師可憐さん(３年)は、「陸上で培った忍耐力を支えに社会に役立つ人になりたい」。11月の県駅伝競走大会の出場を控える男子部長の猪野塚泰人君(同)は、「日々の活動を支えてくれる方々への感謝の気持ちをぶつけたい」と力強く語った。