産学官連携商品
薬膳ラーメン 販売開始
（東松山市）

ラーメンを頬張り笑顔あふれる

2024/2/23 掲載記事

産学官の連携で開発したとろみ餡のかかったラーメン「野菜旨煮そば」の完成報告会が9日、餃子の王将ヤオコー東松山店(東松山市新宿町17-１)で開かれた。

先月19日、食と健康で地域を盛り上げようと、東松山市、株式会社王将フードサービス、県立松山高校、県立松山女子高校、日本薬科大学が連携協定を締結した。開発されたラーメンは、「お父さんに健康になってもらいたい」と、40代から50代の男性がメインターゲット。腎機能を高めるエビや鶏肉、肝機能を高めるシイタケやニンジンなど、薬膳を取り入れ、野菜がふんだんに使われている。

報告会で、同社の渡邊直人社長は「食べることは人を元気にします。市民の方に食べていただき、元気になってもらいたい」とあいさつ。森田光一市長は「食べれば元気になる、市にぴったりのメニューが出来上がりました」と笑顔を見せた。完成したラーメンを試食した松山女子高の大石翠さん(2年)は「野菜の甘みとスープのとろみが自分好み。こんなにおいしいものを作ってくれてうれしい」と喜び、同じく齊藤未来さん(同)は「ラーメンが大好きなお父さんと一緒に食べに来たい」と笑顔だった。

野菜旨煮そば(750円)は同店限定メニューで、3月末まで販売される。