ヒートベアーズ 樋口内野手
中日から育成３位指名

指名に喜ぶ樋口選手（左）と角監督

2022/10/28 掲載記事

プロ野球独立リーグのBC(ベースボール・チャレンジ)リーグに所属し熊谷を本拠地としている「埼玉武蔵ヒートベアーズ」の樋口正修内野手(23)が20日、プロ野球ドラフト会議で中日ドラゴンズから育成3位の指名を受けた。

樋口選手は北本市出身。北本高校から駿河台大学へ進み、昨年ベアーズに入団。持ち味は、一塁到達3.5秒台の俊足と高い守備力で、今シーズンは打率3割6厘、25盗塁と活躍した。

ドラフト会議当日は、越生町の温浴施設「オーパークおごせ」でパブリックビューイングを開催。樋口選手の名前が読み上げられるとファンや関係者から大きな歓声があがった。ベアーズの角晃多監督は「入団当初は一番ヘタな選手でしたが、誰よりも練習していた。練習は嘘をつかないという言葉を体現してくれた。ここがゴールではなくスタート。足を生かしたプレーで間違いなく活躍してくれると思う」と期待。樋口選手は「率直にうれしい。両親や指導者、ファンの方々、携わってくれた人に感謝の気持ちでいっぱい。ドラゴンズに行っても人一倍努力し、支配下登録を勝ち取るため、足や守備といった自分のアピールポイントをどんどん見せていきたい」と活躍を誓った。

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