ラグビーリーグワン開幕
ワイルドナイツ好発進（熊谷市）

開幕戦で決勝点をあげた山沢選手（ワイルドナイツ提供）

2022/12/23 掲載記事

NTTジャパンラグビーリーグワンが17日に開幕。熊谷を本拠地にしている埼玉パナソニックワイルドナイツは、熊谷ラグビー場で東芝ブレイブルーパス東京と対戦し22対19で勝利した。

ワイルドナイツは昨年、群馬から熊谷に本拠地を移転。今年1月に新設された国内ラグビーリーグ「リーグワン」で初代王者に輝いた。坂手淳史キャプテンをはじめ、多くの日本代表候補が所属、リーグ2連覇を狙っている。

開幕戦はリーチ・マイケル選手が所属する東芝に先制を許す苦しい展開。しかし持ち前の強固な守備からリズムを作り、後半に松田力也選手のトライとゴールで逆転。一時は同点に追いつかれるも、後半途中から出場した地元熊谷出身の山沢拓也選手のペナルティゴールで勝ち越し、そのまま逃げ切った。試合後、坂手キャプテンは「目標は優勝。一試合一試合、しっかりと準備してきたものが出せるよう、全員で強くなっていきたい」と話した。

熊谷市は開幕前、熊谷駅に選手の写真などをあしらった階段アートや横断幕を設置。市職員がチームシャツ姿で業務にあたるなどしてチームを後押ししている。次回の熊谷ラグビー場でのホームゲームは来年1月7日（土）の三菱重工相模原ダイナボアーズ戦で12時キックオフ。チームはこの試合で新成人観戦優待を実施、新成人は二十歳にちなんで20円で観戦することができる（バックスタンドＡ席、別途販売手数料220円）。チケットは熊谷市ホームページのワイルドナイツチケット購入URLから購入することができる。

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