埼北よみうり新聞

読売新聞購読案内

スポーツ報知新聞

048-599-0333

2023/5/12 掲載記事

#

米山和仁さん(右)・伸仁さんが兄弟で演武

気迫あふれる兄弟演武
腕前ともに剣道教士7段
(熊谷市)

「剣の理法を極めた剣道修練の基本」といわれる日本剣道形。太刀の形7本、小太刀の形3本計10本より成り立ち、技を受ける打太刀を兄、技を披露する仕太刀が弟と、兄弟で大役を務める公開演武があった。

米山和仁さん(61)・伸仁さん(56)兄弟は、中学生の頃から剣道に打ち込み、2人とも剣道教士7段の腕前を持つ。

和仁さんは、県警に勤務しながら腕を磨き、退職してからも江南剣友会剣道教室で指導者として活動している。

伸仁さんは、英語教諭として県内高校の教壇に立ち、部活動で剣道の指導も。早期退職後は、深谷市内でスーパーマーケットを運営する株式会社ハーズの事業を受け継ぎ、業務にまい進しながら稽古を重ねている。

演武は、6日に熊谷市民体育館で開かれた熊谷剣道連盟(大河原直弘会長)主催の「第61回春季熊谷剣道大会」で披露した。厳かな雰囲気の会場に、気迫あふれる2人の声が響きわたり、参加した大勢の剣士らが真剣な表情で見つめていた。

2人は晴れ舞台を振り返り、「こちらが望んでできることではないので、すばらしい機会を与えられたことに感謝しています。多くの方々の支えがあり、長く続けてきたからこその縁で、若い方々にも続いてもらえたらうれしい。剣道は、生涯現役が貫けます。これからも研さんを積んでいきたい」と語った。

兄弟は2人とも剣道を始めて以来、ずっと熊谷剣道連盟の2人の先生に師事し、今もなお毎週剣を交えている。当日も両師匠に見守られながら演武できたことに感無量の表情であった。

Copyright © saihokuyomiuri.

埼北よみうり新聞
気迫あふれる兄弟演武
腕前ともに剣道教士7段
(熊谷市)

#

米山和仁さん(右)・伸仁さんが兄弟で演武

2023/5/12 掲載記事

「剣の理法を極めた剣道修練の基本」といわれる日本剣道形。太刀の形7本、小太刀の形3本計10本より成り立ち、技を受ける打太刀を兄、技を披露する仕太刀が弟と、兄弟で大役を務める公開演武があった。

米山和仁さん(61)・伸仁さん(56)兄弟は、中学生の頃から剣道に打ち込み、2人とも剣道教士7段の腕前を持つ。

和仁さんは、県警に勤務しながら腕を磨き、退職してからも江南剣友会剣道教室で指導者として活動している。

伸仁さんは、英語教諭として県内高校の教壇に立ち、部活動で剣道の指導も。早期退職後は、深谷市内でスーパーマーケットを運営する株式会社ハーズの事業を受け継ぎ、業務にまい進しながら稽古を重ねている。

演武は、6日に熊谷市民体育館で開かれた熊谷剣道連盟(大河原直弘会長)主催の「第61回春季熊谷剣道大会」で披露した。厳かな雰囲気の会場に、気迫あふれる2人の声が響きわたり、参加した大勢の剣士らが真剣な表情で見つめていた。

2人は晴れ舞台を振り返り、「こちらが望んでできることではないので、すばらしい機会を与えられたことに感謝しています。多くの方々の支えがあり、長く続けてきたからこその縁で、若い方々にも続いてもらえたらうれしい。剣道は、生涯現役が貫けます。これからも研さんを積んでいきたい」と語った。

兄弟は2人とも剣道を始めて以来、ずっと熊谷剣道連盟の2人の先生に師事し、今もなお毎週剣を交えている。当日も両師匠に見守られながら演武できたことに感無量の表情であった。