リサイクル回収
町内に眠る資源集まる
（美里町）

軽トラックの積み荷を降ろす

2023/6/9掲載記事

小型家電や家庭用プラスチック製品、金属粗大ごみなど、リサイクル可能な資源の回収が5月27日、美里町役場駐車場で実施された。

町は昨年11月、町内全域を対象に、県内初となる家庭用プラスチック製品をメインとしたイベント型リサイクル回収の実証実験を行い、衣装ケースやプランターなど30品目、計1,696点が集まった。

今回の回収では、新たに金属粗大ごみを加えた実証実験とした。回収開始時刻から多くの町民が訪れ、車に積み込んできた自転車や小型家電などを、町職員の手を借りながら降ろしていた。

後日の集計で、金属粗大ごみは2,070㎏(最も多かった品目は自転車70台)、家庭用プラスチック製品は1,090㎏が集まった。集まった資源はリサイクル事業者に委託し、リサイクルされる。美里町総務課の上田博士課長は「使わなくなった自転車がこんなにあるとは思いませんでした。回収をきっかけに、ごみを減らす意識が根づき、分別やリサイクルが進んでいくと思います」と期待した。

なお、町では秋にも同様のリサイクル回収を実施する予定。

ずらりと並んだ自転車

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