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2023/7/14 掲載記事

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巣箱から蜜枠を取り出す

高校生が校内で養蜂
取りたての蜂蜜 味わう
(嵐山町)

大妻嵐山中学校・高等学校で7日、校内で蜂蜜絞りが行われ、黄金色の蜂蜜が採取された。

同校では、高等部の生徒それぞれの興味関心を探究する自然体験として、有志による養蜂の課外活動「みつばちプロジェクト」を、昨年4月にスタートさせた。春と秋、2回の蜂蜜の採取を計画して取り組みを進め、春は採取できなかったものの、秋には初採取に成功した。

2年目となる今年は、1、2年生22人が参加。養蜂は順調で、5月には巣箱から蜂蜜がたまった蜜枠を7枚、6月には4枚を回収した。7日にも1枚が回収された後、生徒による初めての蜂蜜絞りが行われた。生徒たちは回収した蜜枠の表面を覆う蜜蝋をナイフでこそげ取った後、遠心分離機にかけ、レバーを回して手動で分離させていった。12枚全てが終わり、遠心分離機底部の栓を開けると、色鮮やかな蜂蜜が流れ出し、見守る生徒たちからは大きな歓声が上がった。

今年から参加している後藤柚奈さん(1年)は「学校の蜂蜜は花の香りがすごい。おいしくてびっくり」とにっこり。近藤もかさん(同)は「養蜂は普段では出来ないことなので、良い経験になりました」と笑顔を見せた。プロジェクト担当の高橋智教諭は「生徒たちの興味関心は様々ではありますが、プロジェクトがそれぞれの探究心を満たせる場となってくれればうれしい」と話す。

今回採取した蜂蜜は約20㎏。9月9日(土)、10日(日)に開催される同校文化祭では、蜂蜜や加工品の発売を予定している。

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瓶詰めした蜂蜜

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高校生が校内で養蜂
取りたての蜂蜜 味わう
(嵐山町)

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巣箱から蜜枠を取り出す

2023/7/14掲載記事

大妻嵐山中学校・高等学校で7日、校内で蜂蜜絞りが行われ、黄金色の蜂蜜が採取された。

同校では、高等部の生徒それぞれの興味関心を探究する自然体験として、有志による養蜂の課外活動「みつばちプロジェクト」を、昨年4月にスタートさせた。春と秋、2回の蜂蜜の採取を計画して取り組みを進め、春は採取できなかったものの、秋には初採取に成功した。

2年目となる今年は、1、2年生22人が参加。養蜂は順調で、5月には巣箱から蜂蜜がたまった蜜枠を7枚、6月には4枚を回収した。7日にも1枚が回収された後、生徒による初めての蜂蜜絞りが行われた。生徒たちは回収した蜜枠の表面を覆う蜜蝋をナイフでこそげ取った後、遠心分離機にかけ、レバーを回して手動で分離させていった。12枚全てが終わり、遠心分離機底部の栓を開けると、色鮮やかな蜂蜜が流れ出し、見守る生徒たちからは大きな歓声が上がった。

今年から参加している後藤柚奈さん(1年)は「学校の蜂蜜は花の香りがすごい。おいしくてびっくり」とにっこり。近藤もかさん(同)は「養蜂は普段では出来ないことなので、良い経験になりました」と笑顔を見せた。プロジェクト担当の高橋智教諭は「生徒たちの興味関心は様々ではありますが、プロジェクトがそれぞれの探究心を満たせる場となってくれればうれしい」と話す。

今回採取した蜂蜜は約20㎏。9月9日(土)、10日(日)に開催される同校文化祭では、蜂蜜や加工品の発売を予定している。

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瓶詰めした蜂蜜