埼北よみうり新聞

読売新聞購読案内

スポーツ報知新聞

048-599-0333

2023/8/11 掲載記事

#

校内で育てた藍の葉を使ってたたき染め

北海道清水町と八基地区
栄一翁のゆかりで児童が交流
(深谷市)

深谷市立八基小学校(嘉藤央校長)に4日、北海道清水町の小学生4人が訪れ、八基小6年の有志児童と交流した。

清水町の歴史は、近代日本経済の父と称される渋沢栄一が「十勝開墾合資会社」を1898年に設立し、入植したことに始まった。

栄一の生誕地が通学区にある八基小とは、2年前からオンラインで交流を続けてきた。7月7日には、5年生が社会科の学習として互いの地域の農業や産業、環境などについて伝え合う学習をした。

オンラインの枠を飛び出した対面の交流は、夏休み期間を利用して実現した。八基小の児童は、景色がすばらしいという十勝千年の森や日勝峠展望台などの名所、酪農やテンサイから作る砂糖の生産が盛んなど清水町の観光・産業・文化の紹介に耳を傾けた。深谷市の特色をまとめた自作のパンフレットを渡し、ふるさとの魅力を伝えた。

栄一生家の家業にちなんだ藍のたたき染めの体験学習もあり、校内花壇で育てている藍の葉を摘み、思い思いにトートバックをデザインした。

清水小5年の藤井莉子さんは、「藍のたたき染めなど新しいことが学べました。深谷の紹介を聞き、また来たいと思いました」。八基小の高橋紗英さんと橋本倫太郎君は、「清水町の自然や食べ物の話が聞けてよかった。清水町に行ってみたい」と話した。

#

互いのふるさとを紹介し合う

Copyright © saihokuyomiuri.

埼北よみうり新聞
北海道清水町と八基地区
栄一翁のゆかりで児童が交流
(深谷市)

#

校内で育てた藍の葉を使ってたたき染め

2023/8/11掲載記事

深谷市立八基小学校(嘉藤央校長)に4日、北海道清水町の小学生4人が訪れ、八基小6年の有志児童と交流した。

清水町の歴史は、近代日本経済の父と称される渋沢栄一が「十勝開墾合資会社」を1898年に設立し、入植したことに始まった。

栄一の生誕地が通学区にある八基小とは、2年前からオンラインで交流を続けてきた。7月7日には、5年生が社会科の学習として互いの地域の農業や産業、環境などについて伝え合う学習をした。

オンラインの枠を飛び出した対面の交流は、夏休み期間を利用して実現した。八基小の児童は、景色がすばらしいという十勝千年の森や日勝峠展望台などの名所、酪農やテンサイから作る砂糖の生産が盛んなど清水町の観光・産業・文化の紹介に耳を傾けた。深谷市の特色をまとめた自作のパンフレットを渡し、ふるさとの魅力を伝えた。

栄一生家の家業にちなんだ藍のたたき染めの体験学習もあり、校内花壇で育てている藍の葉を摘み、思い思いにトートバックをデザインした。

清水小5年の藤井莉子さんは、「藍のたたき染めなど新しいことが学べました。深谷の紹介を聞き、また来たいと思いました」。八基小の高橋紗英さんと橋本倫太郎君は、「清水町の自然や食べ物の話が聞けてよかった。清水町に行ってみたい」と話した。

#

互いのふるさとを紹介し合う