東京ドーム巨人戦で始球式
小針ヤンキーズ大興奮
 

力強い直球を投げ込む小針の高橋君

2023/9/8掲載記事

第37回読売旗争奪県北少年野球選手権大会(読売新聞東京本社・埼玉県北部読売会主催)の優勝チーム・小針ヤンキーズ(伊奈町)が8月23日、東京ドームで行われたプロ野球公式戦・巨人対ヤクルトで始球式を務めた。

「県北の甲子園」と親しまれている同大会。熊谷さくら運動公園野球場ほかで8月12日から15日まで、県北部中心の各地区代表32チームがトーナメントで激突。優勝した小針ヤンキーズに巨人戦の始球式がプレゼントされた。

東京ドームに到着した小針ナインはプレーボールの18時少し前にグラウンドに足を踏み入れる。場内アナウンスの紹介後、各ポジションに散ると、すぐに巨人のスタメン選手が後を追いサインボールをプレゼント、会話を交わすなど一瞬の交流を楽しんだ。球審の合図とともにピッチャー高橋空雅君がキャッチャー松浦慎之助君のミット目がけて勢い良く直球を投げ込むと、観客から大きな歓声があがり拍手が送られた。大役を終えグラウンドから引き上げてきた小針ナインは大興奮の様子。高橋君は「すごく緊張しました。ホームベースがとても遠く感じましたが、良い球が投げられて良かった。将来プロ野球選手になって、またこの場所で投げたい」と話していた。

小針ヤンキーズは11月18日(土)、19日(日)に県営大宮公園球場で開催される「埼玉県読売ウィナーズカップ」に県北大会の代表として出場、県ナンバーワンを目指して戦う。

大型ビジョンに映る小針ナイン