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2023/9/8 掲載記事

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森田市長(上段右から3人目)と記念撮影をする小久保校長(同4人目)、矢野教諭(上段左端)、新聞部員ら

部員ゼロからの復活
松高新聞部 全国最優秀賞受賞
(東松山市)

県立松山高校(小久保守校長)の新聞部が8月21日、東松山市役所を訪れ、今夏に鹿児島県で開催された全国高校総合文化祭新聞部門で、同部初となる最優秀賞を受賞したことを森田光一市長に報告した。

同部が制作する新聞は、校内の情報はもちろんのこと、部員が興味を持った校外の様々な出来事を取り上げている。A3サイズ(2ページ、モノクロ)で月3回のペースで発行している。今回、2021年11月から22年10月までの38回分の内容で審査された。顧問の矢野悠季教諭によると「松高の全てが入っている新聞」と審査員に評価され、応募のあった全国151校中、5校が選ばれる最優秀校の1校となった。

今回、快挙を成し遂げた同部だが、近年は部員が減り続け、3年前には部員数ゼロとなり廃部の危機にも直面した。しかし、矢野教諭の勧誘で入部した生徒たちが魅力ある紙面を発信し続けた努力が実り、今では引退した3年生も含めると部員数101人の大所帯となった。先輩が誰もいない中で入部し、地道に活動を続けてきた丸山陽叶前部長(3年)は「2年半の活動での受賞に、最初は実感が湧きませんでしたがうれしかった。後輩たちには興味のあることを取材し、読んでくれる人のためになる新聞を作ってほしい」と後輩へエールを送った。本郷駿部長(2年)は「2年続けての受賞は難しいが、がんばりたい。今年は松高の100周年なので、気合を入れて記念号を作りたい」と意気込んだ。

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快挙を報じる松山高校新聞号外

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部員ゼロからの復活
松高新聞部 全国最優秀賞受賞
(東松山市)

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森田市長(上段右から3人目)と記念撮影をする小久保校長(同4人目)
矢野教諭(上段左端)、新聞部員ら

2023/9/8掲載記事

県立松山高校(小久保守校長)の新聞部が8月21日、東松山市役所を訪れ、今夏に鹿児島県で開催された全国高校総合文化祭新聞部門で、同部初となる最優秀賞を受賞したことを森田光一市長に報告した。

同部が制作する新聞は、校内の情報はもちろんのこと、部員が興味を持った校外の様々な出来事を取り上げている。A3サイズ(2ページ、モノクロ)で月3回のペースで発行している。今回、2021年11月から22年10月までの38回分の内容で審査された。顧問の矢野悠季教諭によると「松高の全てが入っている新聞」と審査員に評価され、応募のあった全国151校中、5校が選ばれる最優秀校の1校となった。

今回、快挙を成し遂げた同部だが、近年は部員が減り続け、3年前には部員数ゼロとなり廃部の危機にも直面した。しかし、矢野教諭の勧誘で入部した生徒たちが魅力ある紙面を発信し続けた努力が実り、今では引退した3年生も含めると部員数101人の大所帯となった。先輩が誰もいない中で入部し、地道に活動を続けてきた丸山陽叶前部長(3年)は「2年半の活動での受賞に、最初は実感が湧きませんでしたがうれしかった。後輩たちには興味のあることを取材し、読んでくれる人のためになる新聞を作ってほしい」と後輩へエールを送った。本郷駿部長(2年)は「2年続けての受賞は難しいが、がんばりたい。今年は松高の100周年なので、気合を入れて記念号を作りたい」と意気込んだ。

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快挙を報じる松山高校新聞号外