熊谷市妻沼地域の名物料理で、文化庁の100年フードに認定された「妻沼のいなり寿司」の専門店。

創業は江戸時代中期で、現在の店主・堀越一章さんは9代目。すぐ近くにある妻沼聖天山の国宝「歓喜院聖天堂」の建立と同時期に創業した茶屋「毛里川」を前身とする説や、家の裏に森があり、川のり巻きを作っていたので森川と名付けたという説など、店名の由来は諸説ある。

メニューは１種類で、テイクアウトのみ。15cmほどの細長いいなり寿司3本とかんぴょうののり巻き4切れで1セット(490円)。ジューシーでほどよい甘みの油揚げと酢飯が絶妙に絡み合い、あっという間にたいらげてしまう。すぐに売り切れてしまうことが多いので、開店時に訪問するのがおすすめ。