西埼玉が初優勝
ウィナーズカップ
（さいたま市）

優勝した西埼玉少年野球

2025/12/12 掲載記事

第19回埼玉県読売少年野球ウィナーズカップが11月15日、16日、さいたま市のレジデンシャルスタジアム大宮で開催された。

県内の各大会の覇者など7チームが参加しトーナメントで対戦、決勝で熊谷グリーンタウン（熊谷市）を下した西埼玉少年野球（飯能市）が初優勝を飾った。

西埼玉は3試合で失点０、得点35と、圧巻の戦いを見せた。香川幹大主将は「優勝を狙っていたし自信もあった。決勝戦はあまり点が取れないかなと思っていましたが、みんなが打ってつないでくれて、思った以上に点が取れました。12月にまだ大会があるので優勝目指してがんばりたい」、綿貫康監督は「なかなかこの大会で勝てなかった。念願の優勝なのですごくうれしい。相手を0点に抑えて守備でリズムを作り打撃につなげていくというチームモットーを2日間発揮することができた」と話した。

8月の県北大会を制して臨んだ熊谷グリーンタウンは初戦、準決勝と相手を無失点に抑えたが、決勝で西埼玉に圧倒され第10回大会以来の２度目の優勝は叶わなかった。斉藤晃監督は「完全に相手の力が上でしたが、自分たちの力は発揮できたと思います。この時期にすばらしい球場で決勝まで試合ができてありがたい。今年はスタメンの半分が５年生だったので来年が楽しみです」、石川直輝主将は「決勝は相手に圧倒され、いつものような声がけができなかったり、エラーが出たりしてしまった。すごく悔しい。来年は後輩たちに県ナンバーワンをとってほしい」と涙で語った。

準優勝の熊谷グリーンタウン